中嶋ひろみ著の教則本


アレンジ説明系の教則本です。 でも、よくある高度なアレンジをいきなり高度な内容で解説している類のものではありません。 やはり、そこに至るまでには、段階ってもんが必要じゃございませんかってことです。 ジャズの基本リズムである「スイング」、「バラード」、「ワルツ」、「ボサノバ」の4つからそれぞれ2曲づつ、計8曲のとても有名な曲のアレンジ方法が載っています。 まず、簡単にメロディだけを弾くステップ1から始まり、順にアレンジを加えていき、ステップ4でかなり本格的に仕上げてしまいます。 やはり何がいいかって言ったら、アレンジを加えていく過程が分かるってことでしょうか。 コードトーンやテンションなどの説明もとても分かりやすくたくさん詳しく載っています。 特に、ジャズピアノのアレンジ方法が分からないって人はとても参考になります。 というか、これってジャズにアレンジする基本中の基本なんですけどね。 私も、ひとりでまったりと弾くときには、こんな感じでアレンジしています。 個性的なイラストがちょっと怖いのですが、でも見慣れれば気になりません。

ページのトップに戻る