2.ただの飾りじゃないんだ

「ト音記号」は、Gを装飾したものだそうです。 どうしたら、そんなカタチになるのか、徹底的に追求したいところですが、そんなことはそれほど重要とは思えません。 まあ、軽く「そうなんだ~」で済ませましょうか。

でも、ただの楽譜の飾りではありません。 「ト音記号」の渦巻きの中心が「ト音」つまり「ソ」(英語表記ではG)の位置を指し示しています。

ト音

「ヘ音記号」はFを装飾したものだそうです。 それでは、皆さんご一緒に。せ~の「そうなんだ~」。

「:」の中心が「へ音」つまり「ファ」(英語表記ではF)の位置を指し示しています。

へ音

「ソ」や「ファ」の位置がわかれば、それ以外の音でも順に数えて行けば、それが何の音かすぐにわかります。

そして、「ト音記号」と「ヘ音記号」の関係は、次のようになっています。

ト音記号とヘ音記号の関係

つまり、「ヘ音記号」は「ト音記号」より低い音を表すことができるのです。

当然、低い音の「ファ」を

ト音記号の低いファ

とか、高い音の「ソ」を

ヘ音記号の高いソ

でも構いません

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