6.音符速読トレーニングを始めよう

現在、今回の練習ノートにでてくる「音符速読トレーニング」及び「掲示板」はありません。 当時としては、このようなものが身近になかったことから「JavaScript」で私が作ったものです。 しかし、現在はスマホアプリなどで良いものがあるようなので、すでにその役目も終えたのではないかと思っています。 ただ、私のサイトに、このようなツールがあったことを、記憶にとどめておきたいので、以下の文章はそのままにいたします。

・・・

音符の基本的なことは、これでわかりました。 しかし、私が楽譜を見るときは、こんな調子です。

ラの全音符

え~と、ト音記号ということは「ソ」の位置が下から2番目の線だから、そこから順に、ソ、ラ、ということは「ラ」。 そして、え~と、鍵盤の位置はドから順にド、シ、ラでここ。

ラの位置を示した鍵盤

いちいちこれでは、時間がかかり過ぎるので、もう少しなんとかしたいものです。 最初は3秒くらいかかってしまったとしても、それを2秒、1秒、0.5秒、最終的に限りなく0に近づけることは、トレーニングにより可能なはずです。

そんな訳で、「音符速読トレーニング」をJavaScriptで作ってみました。 30問あるので、タイムが30秒だとすると、1問1秒ということなります。 とりあえず、レベル1を30秒以下になるようにトレーニングしようと思っています。 試した方は、感想やタイムなどは掲示板にお願いします。

そして早速。 記念すべき1回目の結果は、レベル1で4分17秒でした。 平均すると、1問に8.6秒もかかっています。 しかし、最初だからこんなもんでしょうか。

そして1週間後。 そんなに、面白いものでもないので、1日に3回くらいが限界です。 でも、1週間行った結果、2分43秒まで短縮しました。 まだまだですが、どうやら効果はあるようです。

コツは、始める前に基準とする位置(「ド」とか「ファ」「ソ」など)を確認しておくことのようです。

さらに、1週間後。 なんか、少し飽きています。でも、数分で済むので。 こんなことなら、もっとゲーム性を持たせて、「落ちもの」にでもすれば良かったです。 1日0~3回、2週間くらい行ってみたところ、最高で1分35秒でした。

最近、楽譜の初見力も、ほんの少しだけ上がったような気がします。 やはり、コツとして、基準位置を増やしていくことにあるようです。 「ド」、「ファ」、「ソ」の他に、「ラ」とか「ミ」など。

そして、1ヵ月後。 43秒になりました。 結果として、これは効果がありそうです。 20秒以下なら、基準位置とか考えなくても、音符を見た瞬間に、鍵盤の位置がイメージできるようになっているはずです。 そうなるまで続けていけるかどうか自身がありませんが、気長にやっていこうと思います。

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