26.ひたすら歌って弾きまくれ
コードが大切なのは、わかっていても、実際に無機質な練習ばかりでは、覚えられるものではありません。 やはり、何か楽しく覚える方法を考えなくてはダメです。
そこで、歌のバッキングをしながら、覚えていくことにします。
それでこそ、「実践派ジャズピアノサイト」です。 まだ全然ジャズのレベルじゃありませんけど、基本的なコードが理解できないと、テンションノートどころではありませんからね。
まず、ピアノの他に用意するものとして・・・
「歌本」
ピアノ譜でもギター用でも構いません。 歌詞とコードが載っていればそれでOKです。 J-POPでも、歌謡曲でも、フォークソングでも、ビートルズでもなんでも構いません。
万能パターン基本形
例えば、コード進行が、「C → A7 → Dm7 → G7 → C」だとしたら、次のように弾きます。
万能パターン転回形
上の例では、基本形のみを使っています。 まあ、これでも良いのですが、 しかし、実際は以下のように転回形を使って弾くのが普通です。
なるべく、右手の弾く位置があまり移動しないような転回形を選択するのがポイントです。
1小節内コードチェンジ
そして、次はコード進行が一緒でも、1小節内でコードチェンジするパターンです。 結構こういう曲も多いかもしれません。
ここでは、良くあるコード進行として、「C → A7 → Dm7 → G7 → C」を例にとりました。 しかし、実際の曲はこれ以外のコード進行かもしれません。 その場合でも、この左手と右手のリズムだけは使えます。
この「ズンチャズ・ズンチャズ」のようなリズムは、バラード調の少しゆったりとした曲によく合います。
- さくら(独唱)
- Let it be
- 翼をください
- Love Love Love
他にもたくさんあるはずです。 なるべくなら、好きな歌を選んだ方が、楽しく練習できます。 もし、コードがわからなかったら、練習ノートのコード表を見ましょう。
とにかく、なるべくたくさんのコードを弾くことが大切です。 弾けば弾いただけ覚えられます。 そのためにも、とにかくたくさん歌って弾きまくることです。