1.基本コード左右同形転回分散
コードは、左手だけでなく、右手でも弾けるようにしなくちゃ。 しかも、基本形だけではなく、転回形も押さえられないと使い物になりません。 そこで、そういったことを、一度に解決しちゃいましょう。ってことで。
練習の方法
まず、これを弾いてみます。
すぐに弾けなくても大丈夫です。 見た目ほど複雑ではありません。 ただ、Cmaj7 を次のように転回しているだけですから。
左手は、右手の1オクターブ(あるいは2オクターブ)下で同じ転回形を弾きます。
練習のポイント
- 右手と左手のリズムがずれないように注意します。 ミスタッチしてしまう限界まで、すこしずつスピードを上げていきます。 慣れて速く弾けるようになっても、1音ずつハッキリとごまかさずに弾きます。
- 手でコードの形を覚えることが大切です。 譜面やコード表などを見なくても弾けるようにします。
- 「しーめじゃーせぶん」のように弾いているコードを声に出します。
- 12keyを5度圏で右回り(時計回り)で、余裕があれば左回りでも。
- 最低限、maj7、m7、7、m7♭5、の4種類のコードを練習します。
- さらに慣れてきたら、鍵盤を見ないで弾く練習もします。
練習の効果
- 右手でも左手でもコードの基本形と転回形が弾けるようになります。
- 指の筋肉がかなり鍛えられます。
- コードの構成音が瞬時にイメージできるようになります。