28.なにか忘れているような気がする

前回は、「バッキング万能基本パターン」(私が勝手に付けた名前です)の練習をしました。 「歌本」などを買ってきて、好きな歌でも歌いながら、気楽にコードを覚えるのがオススメの練習方法です。

そこで、今回はペダルの基本的な使い方を練習をしてしまいましょう。 ここで言うペダルとは、サスティーンペダルとか、ダンパーペダルと呼ばれているものです。

このペダルを踏んでいる間は、鍵盤から指を離しても、音が鳴り続けます。

ペダルが1つしかない場合は、多分そのペダルがそれです。 2~3つある場合は、一番右のペダルがそれです。

よくクラシックのピアノ譜には、「Ped.」(踏む)とか「*(こんな感じの)」(離す)で、記述されています。 このペダルを使うと、鍵盤を押し続けなくてもいいのでとっても楽に弾くことができます。

しかし、いくら楽だからといっても、踏み続けていてはダメです。 例えば、C,A7,Dm7,G7のコード進行だった場合、A7で前のCの音と混ざってしまいます。 コードの音が混ざると、A7ではなくなってしまうということです。 そのために、このコードが変わるタイミングで、踏んでいたペダルを離す必要があります。 離したら、すぐにまた踏みます。

リズム譜では、こんな感じです。

ペダル1

1小節内でコードが変わる場合は、こんな感じです。

ペダル2

簡単に言えば、「コードを弾くと同時に、ペダルを離し、すぐにペダルを踏む」というのを繰り返せばいいのです。 最初は難しいのですが、慣れると意識しなくても出来るようになります。

ということで、今回はペダルでした。 って、何か忘れているような気がします。 「あっ!どうしよう。そうだ・・・」 え~、これを読んだ方は、ご自分の年齢に、10万を足してくださいね~。 だから、33歳だったら10万33歳、46歳だったら10万46歳、58だったら10万58歳です。 これで見事、矛盾解消?

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