31.油性ペンはどこにしまったの

鍵盤の中央のドから、ドレミファソラシド、英語表記ではCDEFGABCを弾きます。

運指は、順に右手で、親人中親人中薬子、番号で言うと12312345です。 よく、楽譜に運指の指番号が書いてあることがありますので、覚えた方が良いかもしれません。

右手も左手も親指が1で、人差し指が2、中指が3、薬指は4、小指が5です。

先ほどのドレミファソラシドですが、右手の場合は、123の次の1に行くとき(ミからファに行くとき)に、中指の下を親指がくぐります。

また、ドシラソファミレドと下がってくるときには、54321の次の3に行くとき(ファからミに行くとき)は、親指の上を中指がまたいでいきます。

それから、鍵盤を弾くときの注意としては、1音1音ごまかさずにゆっくりと、鍵盤が底に当たるまで押します。 そして、次の鍵盤を押してから、前の鍵盤を離しすようにします。

つまり、1を弾いて、次の2を弾いてから、1を離す。3を弾いてから、2を離す。というように弾いていきます。

右手と同時に左手でもドレミを弾きます。 左手は、中央のドから2オクターブ下のドを小指で弾くことから始めます。 左手の運指は、54321321です。

今まで、鍵盤に触れたことの無い人には、両手で弾くことが難しいかもしれません。 特に、左手と右手では、親指や中指がくぐったり、またいだりするタイミングが違うので、そのあたり大変でしょうが、慣れればこんなものはたいしたことはありません。

ドレミファソラシド、ドシラソファミレドと1オクターブ間の上がったり下がったりを何回か繰り返して、それが出来るようになったら、2オクターブ間で行います。

右手の場合、123123412312345とします。つまり1オクターブ終わって、次のオクターブに行くときに、薬指の下を親指がくぐります。

左手の場合、543213214321321となり、1オクターブが終わって、次のオクターブに行くときに、親指の上を薬指がまたいでいきます。

これを下降パターンでも練習します。

最初はゆっくりでいいのです。

明日、電車のつり革をつかむ手の指に、油性ペンで番号を書いている人を見かけたら、お友達になれるかもしれません。

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